私は、実家から歩いて10分ほどのアパートで独り暮らしをしています。
実家には、母とその妹が二人暮らし。
そして実家には、3日を開けずに尋ねて来ては、娘さんが仕事を終えて迎えに来るまで、お茶を飲みながら、午後の数時間を過ごして行く80代のご夫婦がいました。
ある日、母が、私も含め節約について提案して来たのです。
それは、週単位で会費を取り、3世帯分のおかずを、まとめて母が作るというもの。
母いわく、そうすれば少人数で、何品ものおかずを作って、余らせたり、無駄な食材を出さなくていいから、節約につながるということでした。
また80代となり、娘さんの代わりに台所に立ち、ご飯の支度をする体の負担も減り、その娘さんと私は、仕事で忙しい体を休めてあげられる時間が生まれ、貴重な時間の節約にもなるといった内容。
6人分のおかず作りですから、光熱水費も、実家で母と叔母の二人分を作るよりは、お金はかかります。
ですが、3つの台所で、それぞれ作るよりは遥かにお得。
そしていつもだったら3世帯のおかずは、2から3品だったところが、節約出来たおかげで、もう1品増えただけでなく、やはり光熱水費も節約につながりました。
通勤に、近所の人と同じ車に乗り合って、お金を節約するように、高齢化社会でご夫婦だけとなったお宅、また近所で気の合う一人暮らしの方などと、会費制でキッチンもシェアすれば、懸念されている超高齢化社会も乗り越えて行ける部分があるかもしれませんよね。