ついに、延期されていた消費税8パーセントから10パーセントへの引き上げが今年の10月に実行されてしまいますよね。そんなこともあり、増税前に我が家は前々から考えていたマイホームの購入を決意しました。

土地探しから始まり建売物件も見学するなど、幼い子どもを連れての家探しはなかなか大変なものではありましたが、何とか気に入った条件の家に巡り合い無事に契約を結びました。しかし、住宅の購入は契約すれば終了というわけにはいきません。我が家は住宅ローンを組んでの購入でしたので、金利選択や借入額設定など様々な項目について検討決断する必要がありました。

1番頭を抱えたのが借入額です。住宅ローン控除という制度があるのは知っていたので、当初は借入額を多めに設定しておいて、控除が終わる10年後に多めに一部繰り上げ返済をするつもりでいました。しかし、いざ色々と調べてみると年間控除額最大40万というのは全員が当てはまるわけではないことが分かりました。実は、ローン控除額を割り出す計算式が存在し、それには個々の所得税が関わってくるのです。計算式はインターネットで簡単に調べることができ、金額を割り出せます。そして、我が家の控除額を計算してみたところ、なんと半額に近い25万程だったのです。これでは多く借り入れるメリットはありませんし、慌てて資金の計画を立て直しました。

最大40万の控除と聞いて当てにしてしまいましたが、実際我が家に当てはまる控除額を知った時は騙されたような気持ちになりました。しかし色々と事が済んだ今は、よく調べずに当てにしてしまった自分の愚かさが恥ずかしいという気持ちでいます。人生最大とも言えるマイホームの購入を通して、一つ勉強させられました。

もし、増税前にマイホームの購入を検討されている方がいましたら、ご参考に。"